前回の緊急事態宣言でステイホームだったころにランニングにこれほどまでに助けられたことはなかったと思っていましたが、今回の緊急事態宣言でも然り…

前はほぼ人に会わない生活だったのに対して、今は店を閉めることはせず経済活動もしながらなので人に会うことは少なからずあって、そうすると色んな人がそれぞれにストレスを抱えていることを目の当たりにします。

もちろん自分自身も同様なのだけれども、そんな時にやはり走ることでいったんはスッキリしてリセットされたり、少し前向きになることに気が付いたりして、ランニングが趣味で（今は仕事なんだけど笑）良かったと思います。

そんな風に感じているランナーは多いだろうなとも思います。

だからこそ、ランニングショップの私たちは「走る楽しさ」とか「よりランニングが楽しくなるような情報」を発信することをやめてはいけないと、強く感じています。

あと最近は店長ORAOのこともあり、ランニングをより長く楽しんでもらえるようなことを追求していきたいとも思っています。

店長は晩年（最近という言葉を使う時期も過ぎてしまった）これまで長く走ってきたことで脚の痛みは常につきもので、痛みなく走れたことはほぼなかったのですが、亡くなる数か月は痛みなく走れる時期があって、そのことを「神様がくれた時間だ」と言っていたことを私は忘れられないのです。

これからランニングを始める方にも、これからも続けていきたい方にも長くランニングを続けてもらえるような情報提供やアイテムの紹介をしていきたいとも思っています。

前置きが大変長くなってしまいましたが、今回はアルトラからの新商品「リベラ」のご紹介です。

RIVERA リベラ　

ビエラ…それは綾瀬はるかさんCMの液晶テレビ

リベロ…それはサッカーのポジション

これは「リベラ」

なかなか覚えられないのだけれども、これは「リベラ」イタリア語で自由という意味

4.5月の自粛期間中に一番使っていたシューズはアルトラのVIHO ヴィホでした。クッションがありすぎるわけでもなく、薄すぎるわけでもなく程よい反発で、着地した時の股関節の位置を意識するのにちょうど良いシューズで、ある程度スピードをあげても使えるのにロング走でも使えて便利なシューズでした。

それが廃番になると聞いたときはショック。私のサイズはすでに完売していてなく本当に残念でした。

シューズの顔部分のアッパーは硬めで、実は私はシューレースとシュータンが重なるアッパー部分を切って、自分の脚に合うようにアレンジしていたのです(笑)

このアッパーがもう少し良かったら抜群なのにとも思っていました。

さて、ここまでお話したら勘の良い方は気づかれたかもしれませんが、今回ご紹介するRIVERAはVIHOの後継モデル

いつでもどんなペースでも自由に走れる　リベロではなくリベラ

自由に羽ばたく　そんな気持ちで走ってきました。

軽くジョグするつもりでしたが、気持ちが良いのでいつの間にかスピードアップしてしまったそんなランニングでした。

踵のフィット感も高く踵浮きが気になる方にも足入れしてもらいたい、柔らかいなかにもしっかり足に吸い付くフィット感がたまりません。

そんな感覚を呼んでくれるアルトラの技術を集めた一足で、

アッパーは最近のアルトラでも搭載されている「エンジニアードメッシュアッパー」

縫い目がなく中足骨などが当たって気になる人にも履きやすいアッパーで、それでいてブレることなくしっかりとサポートしてくれます。

ミッドソールはアルトラ　エスカランテなどにも搭載の「ALTRA　EGOミッドソール」

このイゴと呼ばれるミッドソールが良い仕事をしてくれます。柔らかいミッドソールなのに反発もしっかり感じるEGO。

股関節を支点に反対の脚を押し出すような感覚で、足運びができるのもALTRAのシューズの特長。

「いつ使うシューズ？」なんて細かいことを気にせずに使えて、とっても便利な一足になりそうです。

今はまた少し窮屈な気持ちにもなりやすく、ストレスもためてしまうこともあるけれど、走っているときは細かなことを気にせずに自由な気持ちで、心も体も開放させて羽ばたくように走れたら最高です。

そんな時代にぴったりのアルトラ　リベラ（合っているよね？）

ぜひお試しください。