走ることが楽しくなるお店を目指して～RUN-WALK Style18周年を迎えます

コラム

走ることが楽しくなるお店を目指して～RUN-WALK Style18周年を迎えます

RUN-WALK Styleは2006年に創業し4月で18周年を迎えます。

私が2020年にこの店を引き継いで夏には4年になろうとしています。

引き継いだ時はその先の未来を考える余裕もなく、想像さえつきませんでした。

昨年春、トレイルランニングや山歩きのウェブマガジンGRAN NOTEに記事を掲載いただいたときに

編集者の千葉弓子さんに「これから先どのようにしたいか」尋ねられ即答できなかったことを思い出します。

未来を考えることは不安でもあり、どこか「私は状況から仕方なく引き継いだ」と言い訳を続けていきたい、向き合うことを恐れている節もありました。

時代に合わせたことをしたい、昔店長が言っていた少しだけビールが飲めて、ランニングが楽しくなるギアがあるお店にしたい。

そんな風にお答えしたけれど、言葉というのは不思議なもので、言葉にした瞬間にその方向に気持ちを向け始めており、いま18周年を迎えるにあたって、そんなお店にしよう…と妄想するようになってきました。

状況から仕方なく引き継いだのは間違いないのですが、今自分でこのお店をどうしていこうかと考えようとしているだけでもものすごい成長！

2年後の20周年をどのようにお祝いするのか…どのようなお店にしていくのか…

とても前向きに考えられるようになりました。

2006年のオープン前

姿が違いますね。行ったことないけれど、ハワイのサーフショップをイメージしたとか・・

オープン当初は当時は知られていなかったノルディックウォーキングの講習会もしていたと。

その時のお客さんが今も大阪城を歩いておられて、当時行ったわ～と訪ねてきてくださることも！

その後、年月を経て‥‥

ツタでもじゃもじゃに・・・・

インスタ映えスポットのように写真を撮りに来てもらうことも多くなりましたが、それと同時に散髪（手入れ）が大変になっていました。

それが2021年の8月に水道管が破裂してしまって、その原因となっていたツタの根っこを切ったら、全部枯れてしまってショック。

どうしようかと思ったときに、そう言えば店長が以前看板をやり替えたいと話していたなと思い出して、内装を頼んでいる業者さんに連絡したら、3年前依頼した見積りが残っていて、どのように変えるかまで計画が立てられていたことが分かりました。

それがこれでした。

アメリカのアンティークのチャンネルレターを組み合わせて作った看板。当時コロナの影響で買い付けができないということで、在庫がほとんどなく、WがなかったのでVを二つ組み合わせて作り、KがなかったのでIとLを組み合わせ、ｙがなかったので・・・・などなど作るには足りなかったものを工夫でなんとか作ってもらいました。

その継ぎ接ぎ感も私たちらしくて気に入っています。